日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

日々彦通信から

◎インタネットを介しての交流の可能性

〇ネットによる特定テーマの広場 ​ 先日、『叱らないでもいいですか』の本の書評で、「教師は、自校や近隣の学校のみの交流だけでなく、せっかくインターネットやブログ、という手段があるのだから、学校経営等や自分の理念についても、いろいろとさらけ出し…

◎安曇野地球宿訪問記1、2、3

〇20日から2泊3日で安曇野地球宿を訪問した。 かねてから行きたいと思っていての実現で、幾人かの知人の歓待を受けて、とても素晴らしい時間を持てて、泰子共々とても嬉しかった。また、様々なことを考えさせてくれた。 地球宿での感想を手短にいうと、…

◎人間関係の悩みについて(ある自殺から)

〇自殺について ​ 最近知人から、 身内が自殺して大層ショックだったという話を聞いた。私も「エーあの人が」と聞いて大層吃驚した。 20歳代のころから、何人かの知人が自殺している。そのことも含めて、自分との関係の取り方について考えてみようと、ブログ…

◎東日本大震災後の中学生の育ち(NHKスペシャル「命と向き合う教室」から)

〇命と向き合う教室 昨日(29日)にNHKスペシャル「命と向き合う教室」をみた。『被災地の15歳の1年の記録』というサブタイトルだ。 番組紹介には、「東日本大震災から4年。宮城県東松島市の鳴瀬未来中学校の3年生82人が、1年間かけて授業で「命…

◎桂米朝の死去と立川談志

〇米朝さんも逝ってしもうた 「水仙花談志は死んだ完成す」(詠人知らず) 昨日、桂米朝さんの告別式が行われた。2011年の立川談志に続いての訃報で、私にとっても、貴重な人たちを失ったと思う。 私が落語を聞きだしたのは、1960年代前半の高校生の…

◎奥田知志講演(1)(2)

〇生活困窮者支援制度に向けて 3月21日に、島根県社会福祉協議会の研修会があり、NPO法人「抱樸(ほうぼく)」理事長の奥田知志氏から「生活困窮者における伴走型支援とは」の話を伺った。4月から生活困窮者支援制度がスタートする。それに向けての講…

◎情理を尽くして語る、書く(東日本大震災支援活動記録集から)

〇東日本大震災支援活動記録集から ​ 様々なところから、手紙、メール、機関誌などが送られてくる。私も手紙やメールで交信をしている仲間や知人もいる。今年から個人的にブログも作成し、考えていることなどを発信している。 そのなかで、最近心を動かされ…

◎東日本大震災 次代に繋ぐ

〇遺族代表の挨拶から 情報化社会で様々なニュースがはいってくるが、関心の向かないことはすぐに忘れるし、関心を覚えても身近に感じられないと、やがて風化してしまう。 東日本大震災についても、今の暮らし方を見直す座標軸としてとらえたいと思っても、…

◎受容はすべての出発点だと思う

〇思うままにならない苦しみをのりこえて 私たちはさまざまな観念、価値観をもって暮らしている。 何があろうとも、起こってくる感情はそれとして、一端はその状況を受け止め、平静な状態を保つことから物事に対処していけるのではないだろうか。実際の暮ら…

◎ありのままの自分を好きになる

〇自立生活センターの活動に触れて ​「自己肯定感」「自尊感情」について、自立生活センターの動きに触れる。 自立生活センターとは、障害者自らが福祉の担い手として、サービス事業を行うところ。どんなに障害があっても、施設や親の庇護の元で不自然な形で…

◎自己肯定感は自然治癒力を高めるのでは

〇誰でもがもっている自然治癒力 先日のブログに浦河べてるの家の人たちに「自己肯定感」を覚えると書いた。 福祉活動をしてきて、その人に「自己肯定感」「自尊感情」が、根底にあるかどうかが、ケアする、ケアされるときの大きな要となるなと思っている。 …

◎もし それが わたしだったら(内観法から)

〇「時空遍歴」と「内観法」 知人F氏のHP掲載の時空遍歴「いつまで過去にこだわるのか--」に、 ・「後ろ向きに歩みながら、遠ざかっていく<あの景色>をあれこれ考え記述してきた」 ・現在の私は認識の基本軸において、過去は同時に未来および現在であり、…

◎「時空遍歴」を読んで(現在このHPは閉じられている)

〇リンク先のHP「ビジョンと断面」に掲載されている連載「時空遍歴」について「時空遍歴(25)」までを通して読んでみた。(現在このHPは閉じられている) 知人に紹介されて閲覧を始めたHP「ビジョンと断面」だが、最初の頃、小説以外はもう一つ馴染めな…

◎共に分かち合える人に包まれて

〇迷惑かけてありがとう 「福祉関係の活動をしていたとき、精神障害などを抱えた当事者の親御さんと、様々な機会に、考えたり行動を共にしたりした。当事者は様々な困難を抱えているが、それ以上に、親御さんに、たいへんな苦労や困難を抱えている人もいた。…

◎子どもや若者の育ちを支援する場を

〇共同体の最優先の課題とは 昨日のブログで乙武洋匡氏に触れたことで、ある記憶を思い出した。 小さい頃、言葉が上手く喋れずに、よくぐずっていたそうだ。中には知恵おくれではないかという人もいたらしい。 ところが、近所の庭師さんが可愛がってくれて、…

◎どの人にも無限の可能性がある(乙武洋匡氏から)

〇乙武洋匡氏に触れて 精神障害者や重度心身障害者などの介護ヘルパーや精神保健ボランティアグループなどで活動していたとき、当事者の親御さんと、打ち合わせ、検討会、懇談会などで一緒に考えたり、行動を共にしたりした。 当事者は様々な困難を抱えてい…

◎しなやかな探求心

〇「考えることは、明るく疑いつづけること」と思っている。 「考えることは、疑うこと」「疑いを持つから、人間は考え始める」などいろいろな人が言っている。が、疑い続けることが大事ではないかなと思う。 「疑う」には様々な意味合いがある。ここで意味…

◎『イスラム国』人質問題を考える

〇 知人のF氏がFacebookに「『イスラム国』人質問題を考える 1ヒント」との記事を投稿した。大きな問題提起だと思うので、取り上げてみたい。 最初に、投稿記事の抜粋を紹介する。【一読、まず驚いたのは、信じがたいイギリスの現実の記述だった。「わたしが…

◎炭素循環農法など様々な農法

○近所では、商品としてだけではなく、自家用の野菜や果物を作っている人も多く、ときどき分けてもらいます。有機や自然農法には関心が薄く、JA等の講習では、農薬や防除・防虫の仕方に関心が高いです。 我が家で取れた作物は虫食いが結構目立ちますが、年季…

◎「子どもの育ち」の講演について

○昨年11月の九州訪問時には、子どもの育ちについて話をしてほしいとの要望がありました。 最近滑舌が悪いことや「子育て」について特に人に語るようなことをしていないので、戸惑うものがありました。だが、集まったメンバーが、どの子も青年も健やかに育…

◎レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』から

○一歳余の幼児を育てている東京の知人から、ときどき農業や畜産などの自然環境を感じられるところに、子どもを連れていきたい。そのような場として岡部実顕地を一度訪ねてみたいとの連絡があり、岡部の知人に繫げた。昨年何度かその子と接していて、その成長…

◎食といのち (福岡伸一『生命と食』から)

○福岡伸一『生命と食』(岩波ブックレット、2008年)などを参考にしながら、「いのちと食べる」について考えてみる。 人は他の生物をいただくことで生きていける。生きるというのは食べ続けることであり、食わなければ生きられないという、人が生きるという…