日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

2024-03-06から1日間の記事一覧

書評:なだいなだ『娘の学校』と『続娘の学校』

○友人のブログに促されて、なだいなだ氏の『娘の学校』と『続娘の学校』を読んだ。 両書は、作家・精神科医のなだいなだ(1929~2013)が、フランス人の奥様との間に生まれた四人の娘たちに語りかける形で書いたエッセイで、著者の代表作と言われている。常…