〇はじめに
2018年10月私にとって初めての孫が誕生。
その後、およそ2年おきに孫が生まれ現在三人となる。
娘一家は同じマンションの階下に暮しているので何かと接する機会がある。
私は孫の相手をするような身体の状態ではなく、孫の相手は殆ど妻がしていて、それでも自分のやれることとして孫たちの成長記録を作っている。
1ヶ月毎に記録していて5年続いていて、孫が大きくなったら読めるものをと願っている
「じぃじ」という気楽な立場でもあり、いろいろな意味で少し疲れるが楽しい。
孫たちのぎこちない動きが徐々にしっかりとしてくるのと、双曲線を描くように私の身体がぎこちなくなることもあり、「老」と「幼」の対照的な在り方など、いろいろな思いが出てくる。
また、孫の育ちの観察から、人が育つとは、心(脳)はどのように発達していくのだろう、社会性を身につけるのはどのようなことなのだろう、などいろいろ考えるのは面白い。
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このたび親しくしている友人が、来年4月開所する予定の【放課後等デイサービス アイリス】を開設することになり、何か私のやれることはないかと考えていた。
私事になるが、55歳頃、地元の精神障害者支援ボランティアグループの活動をしていたときに養護学校の校長と知り合い、病院併設型の筋ジストロフィー症やALS(筋萎縮性側索硬化症)など肢体不自由者・児が多くいる鈴鹿市の養護学校(現・特別支援学校)で、支援ボランティアグループを立ち上げ、要請を受けて非常勤講師をし、病棟に出向いての訪問教育もしていた。
また、学校卒業後の障害者・児の暮らし方を考えていて、自立生活センター運動に関わるようになり、私の福祉活動の原点となった。
そのこともあり、友人の【アイリス】開所の話を聞いて、ささやかでもいいので支援を考え始めた。
すべての子どもが健やかに育つことを願い次世代によきものを繋げることは私の思っていることでもあり大切だと考えている。
実際のところ身体のことがあり動きが取れないが、メールなどで連絡することはできるので、それを機に、「放課後等デイサービス」のことに限らず、子どもの健全な育ちについて私の考えていることを「子育ち通信」として記録していこうと思っている。