日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎東日本大震災から12年に思う(雄勝病院の記録など)

○東日本大震災から12年になる。 私が思う大きな課題として次のことを思う。 ①一人ひとり違いがあるとしても、少なからずの被災者当事者にとって、どこまでも付きまとうからだの奥で疹いたままの苦痛の経験であろう。 ②人間にはどうしようもない未曾有とも…

◎転倒と無意識的な動き(たまゆらの記㉚) 

○10日ほど前、朝4時頃、目が覚めてトイレに行くときに、ベッドから立ち椅子につかまり、足を踏み出す際に滑りドスンと大きな音で尻からひっくり返った。 尻の辺りが痛く朝の体操のとき随時痛みを感じた。 その後しばらく、横になるとき当たると尻の辺りが…

◎孫の成長記録(姉4歳4か月、弟2歳6ヶ月、妹8ヶ月)

○ヒューマニエンスℚ「"出産"ヒトは難産を選んだ」で、進化の過程で状況的や身体的に、集団・共同で見守り育てるようになってきた。 そしてコメンテーターの明和政子さんが、脳科学から見ても父性・母性の違いはなく、それをやめて「親性」と呼ぶべきと思うと…

◎自分のこととして(たまゆらの記㉙)

○最近韓国のTさんと交流を始めた。約35年ぶりの再開となる。 なんか急に韓国が身近になった。夫婦で養鶏に携わっているので、最近ニュースになった鶏インフルエンザなどがあると大丈夫かなと気になる。 友人から声かけてもらって、機関紙、カレンダーなど送…

◎おぐらやま農場について(2回目の「セルフクラウドファンディング」)

○おぐらやま農場から年間会員2月上旬のリンゴが届く。 おまけで枯露柿(ころがき)と、桃の小枝が送られてくる。 桃の枝は剪定したばかりのフレッシュなもの。日当たりの良い場所で水を入れた花瓶などに挿しておくと、だんだん花芽が膨らみ花を咲かせる。3月…

◎私の滑舌のこと(たまゆらの記㉘) 23/2/4

〇先日韓国のTさんから写真つきのメッセージをもらい、懐かしかったです。 私は40年程前、しばらく20歳前後の若者や青年たちと関わっていました。その青年たちも、その当時の私以上の年齢になっていて、ブログやFacebookなどで、各地で活躍しているのは楽…

◎孫の成長記録(姉4歳3か月、弟2歳5ヶ月、妹7ヶ月) 23/1/31

○やがて娘一家は東京に住む予定である。 旦那さんの仕事場が東京にあり、頻繫にそちらに行く。娘は友人と立ち上げた会社も3人目の孫の誕生を機に辞めた。当初はお姉ちゃんが小学校に上がる頃と思っていたが、早くなりそうである。 (日々の記録から) 1/7:…

◎一人ひとりに寄り添って(たまゆらの記㉗)23/1/25

○今の病状 脊髄小脳変性症と診断されてから3年以上経過した。 身体のギクシャク度はますます嵩じている。寒さもあり、身体が固まって動きが悪い。 これまで冬の寒さはそれほど気にならなかったが、昨日、今日の寒さは堪える。現在の大きな課題として就寝中の…

◎発生から28年となる阪神淡路大震災のこと(たまゆらの記㉖)

○数年前から阪神淡路大震災の追悼行事を取りやめる動きが、兵庫県内で出てきて、コロナの影響により、今年はさらに縮小されている。 被災者の高齢化による身体的負担が進んだこともあり、行事の減少傾向は近年続いていて、関係者からは「震災の風化につなが…

◎「正岡子規 病気を楽しむ」 (たまゆらの記㉕)

〇昨年、友人・知人の死去の知らせに様々な思いがあり、わたしも「死」を意識することも多くなりました。 それと共に、今を豊かに楽しく生き、願わくは次代にささやかでも寄与するものがあればと思っていて、今の自分のやれることとしてブログなどに書いてい…

◎館野泉・鬼の弾くピアノ演奏(たまゆらの記㉔)

〇館野泉・鬼の弾くピアノ演奏を観て 12月30日にNHK BS1「鬼が弾く 左手のピアニスト 舘野泉」を観る。 番組を、自分の生き方・暮し方に引きつけて見ていた。 番組は今秋、世界的な左手のピアニスト、舘野泉(86)が「コロナ禍を生き抜く力を宿す」新曲を携え…

◎孫の成長記録(姉4歳2か月、弟2歳4ヶ月、妹6ヶ月)

〇お姉ちゃんがコロナ陽性になり、しばらく自宅療養となった。 累計で日本人4人に一人の割合で陽性者が出て身近な友人・知人にもかなりいることや重症化するようなこともなさそうなので別段それほど動揺しなかった。 自宅療養といっても隔離できるわけでは…

◎孫の成長記録(姉4歳1か月、弟2歳3ヶ月、妹4~5ヶ月)

〇お姉ちゃんが保育園の帰り、ブランコから落ちて歯を折り歯科に行った。 歯医者に行くまで血を抑えるテッシュを持ちながら、わが家でアンパンマンの動画を見る。 持っている綱から手を離したような説明をしていた。当座は分からないが、あまりたいしたこと…

◎ETV特集 戦禍の中のHAIKUを見て。(日々彦俳句ノート)

〇番組はソビエト時代に「おくのほそ道」がロシア語に翻訳され、学校でも日本の俳句が教えられることがあるというウクライナとロシア。両国には本格的な俳句愛好者がいる。戦争の最中で人々は何を感じ、何を考えながらどう生きているのか。俳人たちに自作を…

◎小山正見『大花野』について(たまゆらの記㉓)

〇50歳を過ぎてから難儀を抱えた高齢者や重度心身障がい者関連の活動をしていたととき、気持ちの置き所は、一人ひとりに応じていろいろではあっただろうが、総じて第三者的な視点で関わっていることが多かったと思う。 3年前脊髄小脳変性症と診断され、徐…