日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

◎『みんなの介護』の「内田樹『賢人論・第90回』」

※インタネットでよく参照するサイトに『最新の社会保障・介護関連のニュースを配信している「みんなの介護』がある。 その中の「賢人論」も時折読んで、いろいろ参考にしている。 案内によると《「賢人論」は、「みんなの介護」がお送りする特別インタビュー…

◎孫の成長記録(姉・2歳1ヶ月、弟・3ヶ月)身体で世界とつながる.

〇全身を使って 弟が出来たことで、2年ほどの違いがあるお姉ちゃんの育ちを振り返ることもあり、乳児の育ちを複合的に見ることができ、面白い。 弟は3ヶ月を過ぎ、目元もしっかりしてきて、目の前のものをじっくり見つめる時間も長くなり、追視できる範囲も…

◎友人T・Yさんの「命の終い方」について思うこと。

〇T・Yさんのかなり厳しくなってからのFacebookの記事や交信からは、「奥さんをはじめみんなに支えられて生かされている」という心がしみじみ伝わってきていました。 次の記録も印象に残っています。 〈2020.7.31:いろいろ心配してくれてありがとう。まず…

◎友人T・Yさんの旅立について。

〇T・Yさんから10月23日にファクスがあり、彼の携帯に電話して話を交わし、その後、ファクスの交信をしました。 奥さんをはじめみんなに支えられて生かされているという心が伝わってきました。 4日に腸閉そくの痛みで受診、そのまま入院になりました…

◎支え合いで成り立つ社会へ。

〇わたしが60歳の時、妻の90歳を越える両親の生活状況が厳しくなっていて、義父母の一緒に暮らしたいとの要望もあり、2007年12月に三重県鈴鹿市から島根県出雲市に移住した。四人合わせて300歳を超えていた。 出雲に移住してから、両親が手掛け…

◎「命の閉じ方」(佐々涼子『エンド・オブ・ライフ』を読む)

〇本書は、著者が在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった自身の母の病気、それを献身的に看病する父の話を横軸に、看護師の男性との出会いと別れを縦軸に、京都の診療所を舞台に、在宅医療に関わる医師や看護師、そして患者たちの7年間にわたる在宅での終…