日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

憲法

◎法学者・團藤重光さんのこと(たまゆらの記㊱)

○2023年4月にNHKETV「誰のための司法か〜団藤重光 最高裁・事件ノート」をみる。 内容は、1969年12月、大阪空港公害訴訟で、航空機騒音に苦しむ住民が国を訴えた。この訴訟は、公害で初めて国の責任が問われた。住民は、「夜間の飛行停止の差止」を求めた。…

◎一市民として「憲法九条」を考えてみる。②(矢部宏治と加藤典洋から)

〇「憲法はアメリカの押し付け」という主張を巡って、だから独立国として私たちのこととして作り変えようとする「改憲派」と、今の平和憲法を絶対に守ろうとする「護憲派」、その中にはいろいろな思惑があり、日本国憲法を書いたのはGHQだということは歴…

◎一市民として「憲法九条」を考えてみる。①(佐藤義男と古関彰一から)

〇5月2日に、ETV特集『義男(ギダン)さんと憲法誕生』」をみる。 日本国憲法の制定にかかわった人物として、福島県の政治家にして法学者・鈴木義男の再評価が始まっているという。 番組では次のことなどが紹介されていた。 ・敗戦の翌年1946年、帝国憲法改…