日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎「子育て」と「子育ち」(子育ちアイリス通信2)

〇最近子どもの育ちについて【「子育て」から「子育ち」へ】との言説がされるようになる。 「子育て」は(親が)子供を育てること。一方「子育ち」とは「子ども自身が、自らの力で心身ともに成長すること」「子ども自身が心身共に成長する力を自ら持っているこ…

◎死の心構え(たまゆらの記㊾)

〇親しくしている友人の死去や自らの病状の進み具合にともなって、「死」について考えるときがある。 先日ヒューマニエンス「"死の迎え方"ヒトの穏やかな死とは」をみる。 その番組の中で次のことが印象に残った。 死を迎えた人は、数年前から栄養や水分を与…

◎孫の成長記録(姉5歳1ヶ月、弟3歳3ヵ月。妹1歳5ヵ月) 

〇娘一家はインフルエンザに次々に直撃された。 昨年も孫たちが新型コロナに罹ったが、母親である娘に影響がなかったので、あまり大したことにはならなかった。 だが今回は、娘も熱が出て身体がだるかったようで、わが家で孫たちをみることになり、といって…

◎子育ち通信について(子育ちアイリス通信1)

〇はじめに 2018年10月私にとって初めての孫が誕生。 その後、およそ2年おきに孫が生まれ現在三人となる。 娘一家は同じマンションの階下に暮しているので何かと接する機会がある。 私は孫の相手をするような身体の状態ではなく、孫の相手は殆ど妻がしてい…

◎「たまゆらの記」について(たまゆらの記㊽)

〇遊びに来た友人からブログに連載している「たまゆらの記」の「たまゆら」の意味を聞かれた。 『広辞苑』などによると〈たまゆら(玉響)は、勾玉同士が触れ合ってたてる微かな音のこと。 転じて、「ほんのしばらくの間」「一瞬」(瞬間)、あるいは「かす…

◎孫の成長記録(姉5歳、弟3歳2ヵ月。妹1歳4ヵ月) 

〇お姉ちゃんが五歳の誕生日を迎えた。 E・H・エリクソンの漸成的発達理論によると学童期に入る。 およそ弟と二年違い、妹と四年違いでそれぞれの育ちを複合的に見ることが できて面白い。 妹は乳児期から幼児前期へ、弟は幼児後期から学童期に入るのだろう…

◎<子どもは、かわいがられるからいい子になります。〉(佐々木正美)

※友人が、来年4月開所する予定の施設【放課後等デイサービス アイリス】のホームページを開設したことを機に、「放課後等デイサービス」のこと、子どもの健全な育ちについて改めて考えている。そのひとつの視点として参考になると思う。 〇〈子どもは、かわ…

書評:明和政子『ヒトの発達の謎を解く ─胎児期から人類の未来まで』

○はじめに 友人が、来年4月開所する予定の施設【放課後等デイサービス アイリス】のホームページを開設した。 同時に、同じマンションに暮らし、何かと見守ることが多い三人の孫(姉5歳、弟3歳2ヵ月。妹1歳4ヵ月)の育ちを考える機会ともなる。 三人の孫の…

「放課後等デイサービス アイリス」のこと

○「放課後等デイサービス アイリス」のこと すべての子どもが健やかに育つことを願って活動してきた知人が、来年4月開所する予定の施設【放課後等デイサービス アイリス】のホームページを開設しました。 そこに、新たな事業所の趣意をはじめ「放課後等デイ…

◎法事やお墓について(たまゆらの記㊼)

※私の「死」などについて8月15日のブログに簡潔に紹介した。 【「死」についてなど今の時点で私が考えていること。(たまゆらの記㊷)】 それにまつわることなど、少し詳しく述べた記録があるので、改訂再録する。 7年前の義母の3回忌で法事やお墓について述…

◎孫の成長記録(姉4歳11ヵ月、弟3歳1ヵ月。妹1歳3ヵ月) 

○1歳過ぎの孫・妹は少し歩き始めている。 伝え歩きから始まり、2~3歩となり、今はバランスをうまくとって10歩ほどになる。 見ていてたどたどしいが、何かと歩こうとしているのを感じる。 急ぐときはハイハイだが、やがてスタスタ歩くようになるだろう。 …

◎這って移動する(たまゆらの記㊻)23/9/22

〇1歳2ヵ月になる孫は少し歩き始めるようにった。 私のようによちよち歩きだがバランスをうまくとっている。 急ぐときはハイハイだがやがてスタスタ歩くようになるだろう。 私の場合はますます酷くなると思うが、対照的に孫は日々しっかりしてくると思う。 …

◎病気の変化(たまゆらの記㊺)23/8/22

〇8月5日前日の夜中から明け方にかけて右の肩甲骨の辺りが痛く、首を右に曲げるとかなり痛く、訪問看護のAさんに診てもらい軽い筋肉痛だろうと2.3日様子を見ることにした。 ところが痛みは1週間ほど続いた。痛み疲れもあるのか、その間はベッドに横になっ…

◎「死」について思うこと(たまゆらの記㊹)23/8/18

※先回身近な人に対して私の「死去」について今考えていることの要点を簡潔に書いた。 ここでは「死」にまつわることのいくつかを述べる。 〇死について 「死」には「わが人生の死」と「宇宙自然界の中での死」があると思っている。 「わが人生の死」について…

◎「死」についてなど今の時点で私が考えていること。(たまゆらの記㊸)23/8/15

〇一週間前激しい痛みにおそわれ、今は少し落ちついた。 丁度息子や娘と話し合う機会がある。 主に私の病状と今後の展開、「死去」とそれに付随して連絡する人、葬儀やお墓のことなど私の考えを知っておきたいというもの。 こればかりはどうなるものでもない…