〇先日3ヶ月毎の脊髄小脳変性症の定期診断がある。
主治医の見立てではあまり変わっていないとのこと。通常は診断後3年も経てば劣化していく人がいるのだが、週5日のリハビリ訓練と日々の運動によって筋力などを維持しているのではないかという。
ただ、むやみにやるのではなく、バランスの悪い身体の使い方で長時間運動するよりも、短時間でいいので良いバランスの体を意識するように運動することが大事。
特に難病後、各種体操・運動をかなり意識して行っている際に、量的な時間を気にしがちだが、大事なのはその質である。
それと、意識の過剰は疲れやすさの要因ともなり、体で覚えるところまでいければいいが、今の段階では、リハビリトレーニングや各種運動で体の使い方を意識して大脳に記憶させることが必要だと思う。
それにしても、孫たちの育ちをみていると、わたしの身体状態と双曲線をなすごとく日々しっかりしてくる。しかも、意識してというより身体を使って体で覚えていくようだ。
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10月1日に作成された訪問看護の計画書では次のようになっている。
【訪問看護計画書:リハビリテーションの目標:転倒することなく過ごすことができる
問題点:➀両側の足を協調的に動かすことが難しい。②体幹の筋肉が協調的に働きにくい。
・上記により歩き始めや方向転換時にバランスを崩すことがあり、転倒する危険性がある。
解決策:➀②に対して 足、体幹の促進運動・バランス練習・歩行練習・福祉用具の提案】
歩くのも動くのも、身体のいろいろな部位などが協調的に働くことでバランスの取れた動きが取れる要点だと思う。
動こうとするアクセル機能と転倒しないようなブレーキ機能、力を入れるときと、力を抜くときの身体の動きなど、身体全体の協調性が大事なのだろう。
孫たちの育ちをみて、意識するよりも体で覚えることが多い乳幼児段階において、身体の協調性を身につけるに応じて、動きがしっかりしてくるのではないだろうか。