日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎孫の成長記録(姉3歳10ヶ月、弟2歳、妹50日)

〇孫の成長記録(2022年7月~8月)

7/23:娘一家の高熱が続いている。夫から始まり孫の弟・開一は40℃熱が出て現在は平熱になり、娘も熱が出たという。何日か応援に来ていたK子さんも熱が出て家族に拡がったらしい。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、子どもたちの間でも感染が広がっていて、1歳未満の赤ちゃんが感染するケースも出ているという。

娘一家の場合は新型コロナではなく何かの感染症らしいが、特に小さな子どもを抱えた家族にとってどのような感染症の場合でも大変だと思う。

 

8/4:赤ちゃんの心和がRSウイルスの感染症で入院、それに伴って娘も付き添う。5日程かかるとのこと。二人の孫が通っている保育園でRSウイルス感染症がはやっていて、この感染症は全国的に大きな流行となっているらしい。

RSウイルス感染症は、特に「はじめて」感染した場合には約4割が下気道まで炎症がひろがることとなり、約10人に1人が入院を要するといわれている。

RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症。何度も感染と発病を繰り返すが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされている。非常に感染力が強く、早産児や生後24ヶ月以下で心臓や肺に基礎疾患がある、神経・筋疾患や免疫不全の基礎疾患を有する感染者の場合、重症化するリスクが高まるらしい。

このところお姉ちゃんも弟も咳や鼻水だらだらが続いていて、しばらく妻が夕食など支援することになった。

 

8/8:今日、心和の状態がかなり落ちついて、あとは自宅で療養する段階に入ればいいと娘と退院した。まだ生誕後1ヶ月ほどで、ひどくなるのも早く心配だが、心和に備わっている生命力なのか回復するのも早い気がする。もう少し様子を見る必要があるが、元通りすっかり元気になれば、ある種の免疫機能も備わる可能性もあり貴重な体験をしたともいえる。

 

8/14:午前中に大阪からお盆休みで帰ってきていた息子が二人の孫のお相手をした。交互に二人の孫を、「高、高い」をして天井近くまで持ちあげた。二人とも大喜びで5~6回ほど続けたが、さすがに疲れたのか「疲れたのでここまでにする」といってやめる。弟はすぐに離れたが、お姉ちゃんはなおも催促する。そんなこんなで短時間ではあるが、息子は二人の性格的な違いを感じたようだ。

 

8/18:保育園に行く前お姉ちゃんが来て、「今度開一は二歳、花野は四歳になる」と突然のように誕生日の話をした。おそらくプレゼントの催促だと思う。

孫へ誕生日毎にプレゼントを用意している。お姉ちゃん1歳のときにプレゼントした「ワンワンのぬいぐるみ」はいまだに子分のように引きつれている。弟はそうでもないが、誕生日プレゼントはお姉ちゃんにとってかなり印象が濃いのだろう。8月と10月下旬の孫の誕生日に何を用意しようか妻と話し合った。

 

8/21:三人の孫はみな元気になり、ときおり心和も預かっている。

今日午前中に上の二人の孫が来る。最近はYouTubeのアンパンマンの動画などを見せ、それに合わせて踊ったりする。昼食で弟はすぐに帰ったが、お姉ちゃんはこちらの声掛けにはまったく応じることはなく、動画のCMタイムに入った機会に、もうやめるよと言いながら消してしまう。そこで激しく抵抗したので叱ったあと大声で泣きながら帰ることになった。

親しい友人によると、4歳頃の幼児は自我の芽生えが強くなる子もいて、叱るのはあまり効果なく、「それでは、家に帰ろうか」とあっさり言うのがいいらしい。また、おとなしく言うことを聞くよりも、抵抗することで気持ちを発散する面もある。後で妻と何らかの対応をとる必要を感じていることなど話した。

 

8/25:ここのところ、二人の孫の保育園の迎えや風呂入れ・食事で、夕方2~3時間心和を預かることが続いていている。ほとんどおとなしくしているがたまに全身を使って泣きだす。その都度妻が対応している。誕生後50日ほど経過して、目などの表情がはっきりしてきた。どの仕草もかわいい。

心和が帰った後、二人の孫が来た。3日前に𠮟った花野は愛想よろしく私の膝に乗ってきた。叱ったことにそれほどあとくされはなかったようだ。そんなこんなで妻に連れられ1時間ほどで帰っていった。花野は妻に「今日はいい子していたでしょう」と話したそうである。

 

8/27:今日は弟二歳の誕生日。誕生日プレゼントは「木のおもちゃカメラ」でパパの前で開一に渡す。誕生日のことはともかく、二歳になったことは分かるようだ。なんか嬉しそうにプレゼントを眺めていた。今後お姉ちゃんと何かと取り合いになるだろうと思う。

木のカメラのレンズは万華鏡のような仕掛けになっていて、ピント合わせのようにレンズをクルクル回すと、いつもの景色が違って見えるので、クルクル回していた。

「木のおもちゃカメラ」は「おもちゃの森Sapporo」から取り寄せ、熨斗やメッセージカードなど丁寧な対応・仕事ぶりで、しばらくお世話になると思う。

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〇孫たちの現状

・お姉ちゃん:自我というか自己主張も強くなってきて、ときおり言うことをきかないこともある。また、おとなしく言うことを聞くよりも、抵抗することが大事なときもある。だが、これはほっとくわけにはいけないときは、はっきり「ダメ」ということも必要だ。この辺は、パパ・ママ、ジジ・ババの役割分担も思う。

・弟:動きが激しくなってきて、周りをきちんと認識することが難しいので、見守りにとても気を遣う時期だ。ことばは一語分から二語文になってきている段階。例えば「心和、泣いている」→「ここ、------いる」という具合、花野2歳になった頃は会話らしきものになっていたので、お姉ちゃんより遅いが、どのようになっていくのか楽しみである。

・妹・誕生後50日ほど経過して、目などの表情がはっきりしてきた。まだまだ視力はあまりなく全体にぼんやりしていると思うが、じっとこちらを見ているような気がする。また泣くときに手足のばたつきなど日毎に体の動きが活発になってきた。