〇お姉ちゃんが保育園の帰り、ブランコから落ちて歯を折り歯科に行った。
歯医者に行くまで血を抑えるテッシュを持ちながら、わが家でアンパンマンの動画を見る。
持っている綱から手を離したような説明をしていた。当座は分からないが、あまりたいしたことにはならないようで平然としているように思った。
幼児期はほとんど体で覚えるので、大したことにならないように気をかけるが、うまくいかなかったことや失敗した体験を重ね、いろいろ身につけるのだろう。
たとえば、歩けるようになるまでさんざん転ぶが、徐々に転びかけるととっさに手をついたり、体をひねったりして衝撃を和らげるようになる。
そうこうするうちに、注意力と平衡感覚を身につけるようになり、花野はむろん2歳過ぎの開一もしっかりしてきた。
それに逆比例して私の方がヨタヨタしている。
〇日々の記録から
10/29:今日はお姉ちゃんの運動会。おそらく保育園の年長者対象のものだろう。
朝から赤ちゃん・心和を預かる。しばらくはげしく泣く。何かいつもと違うのを感じているのだろう。
そのうち寝て、起きるといつもどおり静かになる。ときおり妻があやすと、それに反応を示す。何かを感じて交信を楽しんでいるように見え面白い。
11/14:花野がブランコから落ちて歯を折り歯科に行く。18:30からの予約で弟と心和を預かる。心和をあやしながら開一の風呂と食事の世話をする。
ときおり弟は心和の頭をなぜたりして嬉しそうにあやしている。心和も開一の方を見たりして微笑ましい。
心和はしきりに掛け布団など舌で舐めている。孫たちが来ると、YouTubeでアンパンマンの動画を見るとき心和も音に反応する。
視覚・聴覚・触覚を使って何かを確かめているのだろう。
弟は私に抱かれて、お気に入りの絵本「ごんべさんのあかちゃん」を持ってきたので、読んでやる。
一度読み終えても催促するので、何度も読むことになる。そして風邪をひいてマスクをしているページに来ると、指差しをしてマスクという。こちらも面白いので繰り返す。
気持ちが自分に向けられているというシチュエーションが心地よいのだろう。
11/16:弟が保育園の帰り公園で遊んでいるときに、お姉ちゃんと追いかけごっこしているとき道路に出て自動車にぶつかりそうになり、娘はビックリしたそうである。
どちらかというとのびのびさせているので、自由に駆けずり回っている。弟は懲りた様子もないそうだ。
最近2,3歳の乳幼児の事故など聞くと、他人事は思えない。
だからといってのびのび育てたい。娘の出産後、乳幼児を抱いたり歩いていたりする親子を見るとなんとなく身近な感じを覚えるが、この年頃の乳幼児を見るのは大変だと思う。
11/28:娘が関東方面に用事があり赤ん坊・心和を連れて26日から出かける。
その間上の二人の孫は旦那が見て、今晩はわが家で食事。食事後、旦那が芦屋駅まで迎えに行き、二人の孫はアンパンマンの動画などを見る。
しばらくして娘たちが帰ってきて、お姉ちゃんは心和に手を差し出しあやしていた。
旦那は東京に仕事・場がありよく東京に行くが、娘と心和は3日も留守にするのは初めてで、二人の孫は嬉しかったのだろう。
12/1: