日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎孫の成長記録(姉3歳6ヶ月、弟1歳8ヶ月)二人で同じ保育園に行く。

〇4月から弟も保育園に。それに伴ってお姉ちゃんも同じ保育園にかわる。娘も平日の昼間はだいぶ楽になったようだ。

 

▼弟のこと

 行き初めから保育園に馴染んでいるようだ。お姉ちゃんと一緒のこともあるかもしれないが、いろいろな仲間と関わるのが面白いのだろう。

 

 妻によると顔つきが変わったという。私にはよくわからないが、妻はこういうことに敏感である。

 

「厭だ」「あれとって」など少し1語文を喋るようになった。お姉ちゃんがよく使うことばから始まるが、まだまだ会話とはいえず、大きな声でうなる時の方が多い。今の段階の弟なりの表現だろう。

 

 日に日にたくましくなり力が強いので、お姉ちゃんが遊んでいるものに手を出して壊したりする。別に悪げがあるわけではないが、お姉ちゃんに叩かれたりする。

 

 あるとき、買ってもらった風船で、お姉ちゃんがしきりに楽しんでいたときに。手出しして風船を割ってしまった。

 

 お姉ちゃんはすぐに大泣きする。妻が「風船はすぐに割れるものだから、今度買ってきてあげる」と言うとすぐに泣き止んだ。弟は平然としているように見えるが、その心中はよくわからない。

 

▼お姉ちゃんのこと

 どもり(吃音)が始まってから、3週間たった頃にだいぶひどくなったなと思ったら、その後徐々になくなり、まったくなくなったわけではないが、1か月半たった今はほとんど目立たなくなっている。

 

 お姉ちゃんなりにゆっくり喋るようにしていたらしいが、今では前と同じように喋っている。

 

 乳幼児期にいろいろな不具合なことが起こってくるが、それに対処しつつ、ゆったりと「待つ」「見守る」ことも大事だなと思う。

 このことは乳幼児期に限らないが。

 

 風船が割れた翌日に、早速買ってきたかと尋ねるので、妻が「まだだよ」と言うとピンクのものがいいという。

 

 100円ショップで束になったいろいろな種類の風船の基になるものを買ってきて、妻が膨らましたり色紙を入れたりすると、真似をするがまだ膨らますことはできない。

 弟とともに、しばらく風船で遊ぶことが続く。

 

 あるとき弟を激しくたたくことがあり、「そんなに叩いてはいけません」と言うと、泣き出してしまった。

「弟が悪いのになんでわたしが𠮟られるの」と抗議の泣きである。

 

 妻が「悪いのは弟だが、そんなに叩いていけません」と叱るというか諭すように、本人の理解力を考えながら簡潔にいう。

 

 三歳半になるお姉ちゃんの場合、こちらのいいたいことは大体わかると思う。ほどなく泣き止んだ。

 

 あまり言わないようにしているが、これは明らかにダメというときは、噛んで含めるようにいうようにしている。

 子どもとの信頼関係ができているのが欠かせないが。