〇孫の成長記録(1歳2ヶ月)①:受動的存在から能動的存在へ
生まれてから1年を過ぎると体験も豊かになり、知恵や知識がつき欲求が高じてきて、指差しや手を挙げることなどして、こうしてほしいとの仕草が活発になってきた。
まだまだ身体的な限界から、自ら切り開くというより、見守り手に用意してもらうことで実現することが多い。
今はしきりに歩くようになってきて行動範囲が広がってきた。それとともに自らなんとかしようとする意欲が高まってきている。
最近のお気に入りは絵本などを読んでもらうことだ。自分で開いて見ることはまだまだで
しきりに本を手渡して読んでくれとの仕草を繰り返す。それに応えて創作を交えながら読んで聞かせる。文字はわからないので興味のむくのは絵や写真。ときおり、声を出しながら指差しして参加してくる。
今日は娘の仕事の関係で長時間預かることになり、地元の図書館に行く。幼児のための読み聞かせコーナーがあり、遮るものがない空間で、そこで絵本を読むというより、遊びまわっていた。
〇孫の成長記録(1歳2ヶ月):②想像力と探求心の芽生え
孫のお気に入りの絵本に『おいしいくだもの』がある。りんご、みかん、かき、もも、ばなな、ぶどう、パイナップルなど一つひとつその特徴が紹介してあり、おわりに全部そろったページに来ると、その一つひとつを指でとる真似をして、口に入れて美味しいそうにモグモグする。
ばばやじじにも頂戴というと、こちらの口元に差し出し、モグモグすると嬉しそうにする。
その繰り返しがしばらく続く。
リンゴ以外はほとんど食べたことないと思うが、想像力が活性化して見立て遊びの「ままごと」につながるのだろう。
先日いただいた白井いさおさんの口笛CDをかけると、しばらく体を揺さぶり、CDケースをおもちゃにして、開いたり閉じたりしながら、いろいろ調べていた。
今日は遊園地に連れて行った。パンダの乗り物で遊び、次に滑り台に連れていく。
後ろの階段を何とかよじ登ろうとするのも面白い。手を差し伸べないと最後までできないし、途中で、前に回って真ん中ぐらいから妻が手を携えてすべらすとキャーキャーいって喜んでいた。
わたしも適度な運動と孫と一緒の時は口笛の練習時間にしていることもあり、楽しい時を過ごす。