日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎孫の成長記録(1歳11ヶ月)弟が生まれた。

〇新生児をみる。

 娘が上の孫の保育園を見に行くので、生まれたばかりの新生児をみることになった。先月28日誕生だから9月11日の今日は2週間になる。

 

 見るといってもほとんど妻で、泣いたらおむつを替えたりミルクを飲ませたりする。

 寝ているのを見るのは楽しいばかりであるが、泣き出すと、側にいるだけの私でも「どれどれ」と気になる。

 

 娘夫婦は仕事のこともあり、少しでも上の孫(1歳11ヶ月)を預かってくれるところがないかと、だいぶ前から保育所・園に申し込みをしたが、断われ続けている。コロナも多少の影響はあるかもしれないが、介護施設と同様、社会的に極度に不足しているようだ。

 

 以前から、乳幼児を育てていくときに特定の親にだけ託すのは酷だと思っていたが、孫の成長を見ていくのは並大抵ではないと思う日々だ。

 

 特に2歳近くの孫を見ていると、保育園のようなところで、いろいろな子どもと関わるのも大事だと思っている。

 どうやら10月からお世話になるようだ。先ずはよかったなと思っている。

 

〇弟が出来たことで。

 弟が生まれて、1歳11ヶ月のお姉ちゃんは微妙に変化している。

 娘の妊娠後期から目立ってきたのは、わが家に来るとしきりに寄ってきて、抱っこ、おんぶをねだる。多くは妻が対応しているが、私にもべたっと寄ってくるのが増えてきた。

 

 今までは、ママとパパがいつも見守っているのを感じていたが、ママは1ヶ月未満の新生児にかかりきりで、そのことは分かっていても、何か物足りなさを感じているのだろう。

 

「ママは自分よりも赤ちゃんを大事にしている」「いままでと同じようにしてくれない」と思っているかどうかは分からないが、彼女なりに我慢をしているのだろう。

 

 ジジババのところに来ると、ときどき奇声を上げる頻度も増してきている。

 以前は「それはしないよ」というと、わりあいすぐに辞めていたが、執拗になってきた。この時期特有のイヤイヤ期なのかどうかは分からない。

 

 ことばも大分覚えて、気にいった語感だとオウム返しにくりかえす。そのようにして呼吸機能や発声機能をうまく調整しながら言語音を正確に発声させる構音能力がついてくるのだろう。おそらく、ほとんどのことを、体を使って身につけていくのだと思う。

 

 また、音楽(音)に合わせて、手を振ったり、手たたきをしたりするのも好きだ。そして爺にも催促する。適当にやっていると、もっと真面目にやってといわんばかりに、寄ってきて催促する。

 

 10月から保育園に行くことになり、どのようになっていくのだろう。

  今までは、孫一人に、相対するように大人がついていたが、保育園では何人かの子どもに対して保育士が一人。構ってもらえないことや思い通りにならないことも増えてくるだろう。

 

 保育園によると、ほとんどの子も来たばかりの頃は泣いてばかりいるそうで、1週間は様子を見るということで、午前中だけらしい。

 

 いろいろな子と触れるのも大きいと思うが、そのような環境にどのように順応していくのか見ていきたいと思っている。