日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎ファスティング回復期

〇回復期1日目 朝食は焼き梅&玄米焙煎粉スープ500mlで、紀州産梅干し5個を焼いて、スープの中で潰しながらいただく。かなり酸っぱいが美味しいねと言いながら、ゆったりと飲み干す。食してあっという間に便通があり、私は1回、妻は3,4回繰り返した。か…

◎フットリーディング(足裏療法+身体状態分析)を受ける

〇2017年11月9日「フットリーディング」をS女史から受ける 知人の紹介でリフレクソロジストの島さんからフットリーディング(足裏療法+身体状態分析)をしていただく。 ※リフレクソロジー(Reflexology)とは、反射療法とも呼ばれ、主に足の裏の特定部位…

◎人生の紅葉期 (武藤洋二著『紅葉する老年』を読んで)

〇武藤洋二著『紅葉する老年』(旅人木喰から家出人トルストイまで)を読んで 古代中国の思想では人生を四季にたとえ、五行説による色がそれぞれ与えられ、「玄冬」「青春」「朱夏」「白秋」とした。生まれてから幼少期は混沌のなかにあり、相当する季節は「…

◎こころのなかに春を培う

〇紅葉の樹々に思うこと 紅葉・黄葉は、主に落葉広葉樹が落葉の前に葉の色が変わる現象で、日照時間が短くなり、気象条件が光合成に適さない冬を迎える前に葉の老化反応(植物学的)が起こる。紅葉、黄葉、褐葉の違いは、植物によってそれぞれの色素を作り出…

◎佐々木正美先生について。(新間草海氏のブログから)

〇知人のkさんがFacebookに転載してくれる新間草海氏のブログ記事を楽しみにしている。今回のタイトルは「故・佐々木正美先生のこと」 今年の6月に、児童精神科医の佐々木正美先生は亡くなられた。 新間氏は「中心子どもの家が主催する講演会、勉強会に何…

◎再録「新間草海著『叱らないでもいいですか1』を読んで」

*昨日、新間草海氏のブログ「佐々木正美先生について」を紹介した。そのブログをもとにした著書を2年前に紹介した。此度その記事を掲載したブログを閉じることもあり、とても面白いので、ここに再録する。 〇Sくん、しあわせになりなよ! ​ 新間草海著『叱…

◎おぐらやま農場について思うこと

〇おぐらやま農場からリンゴと梨が送られてきた。3年前から年間会員になり、随時各種果物などが送られてきて我家の食生活に潤いをもたらしてくれる。各品種の丁寧な説明書きとともに、ニュースレターも楽しみにしている。連載記事「畑が教えてくれたこと」…

◎白内障の手術経過

〇66歳すぎてからモノがかすんで見えたり、二重に見えたりしていた。定期的に眼科で検査していて、そろそろ白内障の手術を考えてもいいいと言われていた。あるとき長時間の会議後、運転して帰るときに、中央の白線がダブって見えてかなり難儀し怖かったこ…

◎新たにブログ、日々彦「ひこばえの記」を立ち上げる

〇お知らせ 最近ブログを新たに立ち上げました。名称は、日々彦「ひこばえの記」です。http://masahiko.hatenablog.com/ また、Word press掲載の「日々彦通信」は、内容を分けて、「はてなブログpro」に移行する予定です。 移行内容は、ヤマギシ関連は「広場…

◎熊本地震から1年たって

〇『熊本地震2016の記憶』から 熊本地震から一年たち、ここ数日各種報道による様々な声が発信されている。車中泊などで直接死よりも関連死の方が多いという特異性があるなど、その困難さが伝わってくる。 一方、次から次へと起こってくる様々な情報のなかで…

◎不慮の出来事の受容について

〇人生が何を私たちから期待しているのか ・はじめに 最近、知人の訃報が続き、親しくしている人の急遽入院されたとの連絡を受けることがあった。 私は、特に身体に関して妙な違和感を覚えることが多くなり、「老い」や「死」について考えることも度々おこる…

◎叔母の死に触れて、戦争のこと

〇叔母の死 3月10日に叔母が亡くなり、すぐに叔母の家にかけつけ、拝ましてもらう。普段からこぎれいな方であり、穏やかな寝顔でやすらかな感じがした。死因は急性心臓病、享年84歳。 教職退職後、しばらくして社会福祉法人「放泉会」に関わり、その中…

◎「責任」とはなんだろう。(認知症事故賠償訴訟に触れて)

〇「認知症事故賠償訴訟」の判決について 平成19年、愛知県大府市のJR共和駅の構内で、認知症の91歳の男性が電車にはねられ死亡した事故で、JR東海は振替輸送にかかった費用などの賠償を求める裁判を起こし、1審と2審はいずれも家族に監督義務があ…

◎生きていることをうしろから見ていく視線(福島智の論考などから)

〇自らの背中を見つめる 能の世阿弥の言葉に、自分の姿を左右前後から、よくよく見なければならないという意の「離見の見」がある。自分の演じている姿を見る者たちのうちにおいて、よくよく見てみなければいけないという。実際には、眼は自分の眼をみること…

◎人間に適った地域包括ケアシステムの構築について

〇知人Kさんの投稿から 最近、知人Kさんの、80歳前後の両親の今後についての思いを綴ったFacebookへの投稿があった。 それに対し、様々な方からご自分の体験などを交えてのコメントが続いている。 私も、このことはKさんだけでなく現在の高齢社会の課題…