日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎たまゆらの記⑬

〇5月末から6月にかけて妻が白内障手術をした。

 手術後は目の状態が安定するまで1~2ヶ月定期的な通院が必要で、娘の出産前と思っての手術である。適宜その経過診察で歩いて30分程のⅠ眼科に通っている。

 

 白内障は眼の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう症状だ。加齢に伴って発生する場合が最も一般的で、早ければ40歳から発症し、80歳を超えるとほとんどの人が何等かの白内障の状態にあるといわれている。

 

 また。次のこともいえる。

 自覚症状があるなしに関わらず、高齢に伴って身体内のあちこちが汚れているのではないかと。

 

 手術は高校生の盲腸以来で当日は緊張したが短時間で済みあとは順調という。

 手術後のケアが肝腎だとのことで、抗菌・抗炎症・ステロイド薬などの眼薬を1日に数度、2~3か月ほど点眼し続けるのが面倒らしい。

 

 あとはしばらくビールが飲めないのが残念という。

 しかし、手術後はよく見えるようになり、眼鏡がいらなくなったという。

 

 このような工学技術の進歩によって、いろいろなことが解決もしくは楽になっていくのだろう。

 むろん心の問題、精神的なものはそうはいかないだろうが。

 

 わたしも5年前に白内障手術をして、それ以来ほとんど眼鏡なしで暮らしている。

 手術後は裸眼0.8で、こんなにハッキリ見えるのだなと驚いたが、今は裸眼0.4ぐらいで日常生活や本などを読むには差し支えない。

 

 この度の妻の手術でもっとも気がかりなのは日々の家事仕事であった。

 2年ほど前までは掃除・洗濯などわたしなりにしていたが、今は家事仕事ができる身体状況ではなく、どのようにやりくりしていくのかが気がかりであったが、あまり大したことにはならず、先日妻の視野検査を終えて一段落した。

 

 妻が比較的元気なうちは何とも思わないが、病気など身体的なアクシデントが生じたときにどのようになっていくのかが、今の大きな懸念事項でもある。