日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎孫の成長記録(姉3歳2ヶ月、弟1歳4ヶ月)弟の二足歩行とお馬さんごっこ

〇12月中旬頃にお姉ちゃんの食べたものの吐くことがつづき、保育園によりと、最近お腹を壊す風邪がはやっていることもあり自宅待機になり、その後弟・家族も同じような状態があり医者に診てもらったところ、すでに姉は回復していて、とくに原因は分からないとのことで私たちは、何らかの食中毒関連の菌あるいはウイルスが関係しているのではないかと推測した。

 

 幸い大したことにならず今はなんともないが、極身近に暮らすというので、すぐに連鎖するのだろう。

 

▼弟のこと

 今ではほとんど立ち歩きをしていて、外出用の靴も履いてわが家に来るが、そのまま上がり込んだりすることもある。徐々になくなってきたが。

 

 2年前のお姉ちゃんの「立ち歩き」のときは、私の場合ふらつきもあるものの、ある程度無理なく歩くことはできたが、今はヨタヨタしていて不安定この上ないので、立ち歩きできるのはすごいものだと思う。

 

 私の場合はますます酷くなると思うが、それと対照的に弟は日々しっかりしてくる。

 二足歩行は重心的にはバランスが悪く、かなり平衡感覚がついてバランスが取れないと転倒しやすいが、それだけの体になってきたのだろう。

 

 乳幼児が二足歩行できるまでに、大体一年以上かかると言われていて、それと共に手の使い方などいろいろなことがしっかりしてきた。

 

 直立二足歩行は脳を発達させ、道具の使用、遠くまで移動できるなど、人類を特徴づける出来事だが、これまではほとんど見守り手の支えでいろいろ出来ていたが、支えがいるとはいえ、自らが主体になって行為・行動することが格段に増えていく。

 

 1歳から2歳になる過程で言葉も使うようになるだろう。

 お姉ちゃんの育ちを観ていても、この時期は、ヒトから「ひと」へと繋がる現人類の特徴が根ずく一年となるような気がする。

 

 

▼お姉ちゃんのこと

 ときおり、弟に「それは触らないよ」というと、お姉ちゃんが止めに入る。お姉ちゃんがいることで、1歳過ぎの弟の世話が助かることもある。

 そうかと思えば、一緒になって遊ぶこともあるが。

 

 あるとき、お姉ちゃんがマジックで絵を描いていたとき、弟がマジックのキャップをいじり始めて、そのキャップの取り合いになった。

 力はかなり拮抗しているので、すぐに決着がつかず、そのうちお姉ちゃんが弟の頭をポカリと叩いた。

 

 弟は激しく泣いて、私がすぐに抱きかかえるとやがて泣き止んだ。その後二人は何事もなかったように遊んでいた。

 

 そうかと思うと、お姉ちゃんが馬になって弟をのせて、お馬さんごっこを始める。二人とも嬉しそうである。

 どちらにしても、微笑ましい。