〇三歳になるお姉ちゃんの七五三のお祝いに西宮神社に行く。
当日は1歳過ぎの弟の世話のことなど、何かと手がかかることもあり、大阪から息子に来てもらった。
日よりもよく、平日にもかかわらず数家族が訪れていた。みなさん楽しそうである。
15分ほどの御祈祷の間は神妙にしていたが、それ以外は遊びまくっていた。
広々とした境内を散策しながら、すぐに履物(ぽっくりというのか)を脱ぎ、千歳飴をなめなめしながら、裸足で歩き回っていた。
最近立ち歩き始めた弟も、手を繋がれながらも結構歩いていた。また、お姉ちゃんの脱いだ履物を興味深そうにいじっていた。
私は足取りが心許ないので、お姉ちゃんの好きなジジババと両手をつなぎながら境内を歩くのも、結構緊張した。
七五三は、子供が無事に育っていることへの感謝を伝え、また、これからの成長を願う意味があるともいえる。
「じじ」という立場から見ていても、二人の幼い子を育てていくのは大層手にかかることであり、このような行事があり、随時「ハレの日」として祝うのはいいものだなと思う。
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参照:七五三とは、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事であり、神社・寺などで「七五三詣で」を行い、報告、感謝、祈願を行う奉告祭。
神事としては江戸時代に始まったらしいが、平安、室町時代からその類のお祝いはあったという。
現代のように医療が発達していなかった時代では、幼い子の死亡率がとても高く、7歳まで元気に成長することが当たり前でなく、「7歳までは神の子」と言われていたという。
誕生した幼児が、親など見守り手によって健やかに育っていくのは喜ばしいことだと思う。