日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎7月5日、「アイズ」の口笛カフェに参加する。

〇会場の大阪住道駅まで電車で1時間半ぐらいのところだが、新型コロナウイルスの影響で、5か月ぶりの遠出となる。

 今回から会場は、生涯学習センター「アクロス」の小部屋から大東市立情報センター(DIC21)の大会場へと、感染症対策の一人ひとりの距離を開け、ゆったりとしたスペースに変更された。


 口笛は前に出てフェイスシールドをつけ、マイクを使って演奏をする。
 何やかやと主催者の準備も大変だったと思う。

 

 口笛は滑舌が悪い私にとってリハビリになるが、それ以上に、このように出かけてきて、いろいろな方と交流することそのものが、大きいと思っている。

 

 今回4回目の参加で、新たに出会った方もいた。
 その中の一人は車椅子で参加され、曲を歌いながら、手話で表現していた。見ていて楽しかった。

 

 一般社団法人『アイズ』は、〈障がい者〉と〈健常者〉の垣根をなくす理念のもとに、高次脳機能障害支援をはじめ、どのような人も楽しく生き生きとした暮らしの実現を共に考える活動で、口笛カフェにこのような参加者があるのはいいものだと思った。

 

 同じ時期に始めた妻の上達ぶりに比べて、なんともお粗末だが、臆面もなく「チューリップ」を披露。短いので2回繰り返す。何とか音は出て、司会者から「発展途上ですね」と励ましの言葉がある。発展している自覚はまったくないが。

 

 それでも、それぞれの巧みな演奏を聴いているだけでも愉しい。皆さんとても上手だ。
 友人のT君も少し顔を出してくれた。

 

 主催者の一人である緒方さんの口笛演奏は、音を瞬間的に切り替える「ウォーブリング奏法」や息を吸うときと吐くときの両方で音を切り替える「インアウト奏法」などの技法が巧みで、よくこんなこともできるのだなと、毎回聴き惚れている。

 

 2曲目は、妻とデュエットで「花」を口笛演奏。といってもほとんど妻の口笛で、隣でパクパクしていた。

 

 構音障害のリハビリの目的で始めた口笛練習は気楽で楽しいが、それに加えて「口笛カフェ」に参加して、皆さんの演奏をしみじみと聴かせてもらったり、緊張しつつ自分の体内にある力を駆使し皆さんの前で吹いたりするのは、とても面白い。