日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

◎自分の足で立ち自分の頭で考える。

〇人が生きていくときに、考えたり問い続けたりすることは大切にしたいと思っている。それに先立って「自分の足で立ち、自分の頭で考える」ことは必然的なことである。 1歳半の孫の育ちを見ていて、多くのことを親など家族に支えられて育まれていくが、「自…

◎「考える」ことは「やる」ことより大切

〇新型コロナウイルス関連の報道に触れて、困難な状況の中で「生きる」ことについていろいろ思う。ここのところ自分自身の身体のことや親しく関わった友人たちの状態など身近な課題になっていることもある。 いろいろな困難を乗り越えて、あるいは抱えながら…

◎家族とは人間社会だけの普遍的な現象らしい。

〇緊急事態宣言が出て日々散歩している。私たちの散歩コースは海沿いや芦屋市の大きな公園、美術館沿いの幅広い遊歩道が広がっている。 そこで子ども連れの家族、乳幼児を連れたお父さんお母さんとよく出会う。総じて和やかな雰囲気があり、子どもたちも楽し…

◎孫の子育ての1年6ヶ月を振り返ってみて。

※緊急事態宣言が出て日々散歩していると、子ども連れの家族、乳幼児を連れたお父さんお母さんとよく出会う。総じて和やかな雰囲気があり、子どもたちも楽しそうである。 〇子供の日に、孫の子育ての1年6ヶ月を振り返ってみた。 一歳半を過ぎた孫の成長を見て…

◎一市民として「憲法九条」を考えてみる。②(矢部宏治と加藤典洋から)

〇「憲法はアメリカの押し付け」という主張を巡って、だから独立国として私たちのこととして作り変えようとする「改憲派」と、今の平和憲法を絶対に守ろうとする「護憲派」、その中にはいろいろな思惑があり、日本国憲法を書いたのはGHQだということは歴…

◎一市民として「憲法九条」を考えてみる。①(佐藤義男と古関彰一から)

〇5月2日に、ETV特集『義男(ギダン)さんと憲法誕生』」をみる。 日本国憲法の制定にかかわった人物として、福島県の政治家にして法学者・鈴木義男の再評価が始まっているという。 番組では次のことなどが紹介されていた。 ・敗戦の翌年1946年、帝国憲法改…