日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

◎たまゆらの記⑮

〇おぐらやま農場から、桃・「あかつき」が届く。 「あかつき」は桃の中でもとっても美味しくて人気が高く、親しくしている人に贈答用に使い、喜びの電話連絡があった。 年間会員用の添え書きによると、「あかつき」は、冬の剪定から始まり、花芽落とし、摘…

◎二つの原爆関連の番組から(令和4,2022年)

〇毎年8月になると、太平洋戦争や原爆関連の情報が多くなる。新たにさまざまな記録が見いだされて、報道記事や放送番組になる。その月に限らず、それに関心を寄せてきた。 そこに至った経過や、その後の検証や対処の仕方は、一部の識者が言うように、ときの…

◎雑草考(稲垣栄洋 著『身近な雑草の愉快な生きかた』などより)

〇ブログ「◎たまゆらの記⑭」で稲垣栄洋 著『身近な雑草の愉快な生きかた』を紹介した。この項で雑草についてもう少し触れる。 雑草とは、人間の生活範囲に人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物のことである。 研究者たちによってある程度解明されている…

◎たまゆらの記⑭

〇身体の状態だけでなく、新型コロナの状況、この夏の暑さも相俟って行動範囲がとても狭くなっている。 一方、身近なものにより感心が向くようになった。 脊髄小脳変性症にかかって、それまでそれほど意識していなかった身体の動きに気を遣うようになったよ…

◎孫の成長記録(姉3歳9ヶ月、弟1歳11ヶ月、妹誕生)三人目の孫の出産経過

7/4:三人目の孫が生まれる。 朝7:30頃、娘が産気づいて孫二人を我が家に預けて夫運転で産院に行く。着いてすぐに生まれ、安産だったそうだ。 お姉ちゃんは赤ン坊を産むために産院に行ったと認識していて、少し興奮気味である。弟はその辺はあまりよくわか…

◎たまゆらの記⑬

〇5月末から6月にかけて妻が白内障手術をした。 手術後は目の状態が安定するまで1~2ヶ月定期的な通院が必要で、娘の出産前と思っての手術である。適宜その経過診察で歩いて30分程のⅠ眼科に通っている。 白内障は眼の中のレンズの役割をする水晶体が濁って…

◎たまゆらの記⑫

〇「より良く生きたい」という気持ち 先日、定期的な脊髄小脳変性症の検診でK医療センターに行く。 MRI検査をしてもらい、特定医療費(指定難病)支給認定の更新手続きで主治医の意見書を依頼する。 検診は、15分ほど手の動き、各種の立姿、歩行動作を確認し…

◎孫の成長記録(姉3歳8ヶ月、弟1歳10ヶ月)

〇最近15年ほど使用していたテレビを買い換えた。 電化製品に限らず買い換えることはあまりしない。15年程使用したテレビもアレレと思ったことは何度かあるが、それでも致命的な故障はならかったが、息子からYouTubeも観ることができるいいものがあると…

◎たまゆらの記⑪

〇今日75歳になった。 日々の暮らしぶりもこの1年でだいぶ変化して、人生の大きな乗り換え駅にきてうろうろしている状況だ。 先月下旬に神戸市から【要支援2】の判定結果の通知がある。 要支援2とは、日常生活の基本的な動作は一人で行えるものの、部分…

◎孫の成長記録(姉3歳7ヶ月、弟1歳9ヶ月)

〇娘は妊娠8か月で、7月半ばに出産予定である。 二人の子どもを育てるのは大変だが、それ以上に楽しく面白いので、夫婦ともある程度収入もあり躊躇はまったくないそうだ。 娘は特殊な共同体で生まれ育ち、そこにはいろいろな思いはあるようだが、同期生や仲…

◎"自己家畜化現象"について思う。

○毎週楽しみにしている番組にNHKBS「ヒューマニエンス」がある。 「ヒューマニエンス」とは、『人体(ヒューマン)』+『サイエンス』の造語で、人間という不確かな存在とはいったい何なのか? 最新研究でさまざまな角度からひもときながら、科学的に生…

◎たまゆらの記⑩

○生命のもっている可能性 「たまゆらの記⑨」で次のことを述べた。 〈失ったものを嘆くよりも、そのことでかえってある機能の可能性が拡がることに気をおいていきたい〉 それについて、以前にブログで触れた館野泉さんのことを思った。その一部を改訂再録する…

◎孫の成長記録(姉3歳6ヶ月、弟1歳8ヶ月)二人で同じ保育園に行く。

〇4月から弟も保育園に。それに伴ってお姉ちゃんも同じ保育園にかわる。娘も平日の昼間はだいぶ楽になったようだ。 ▼弟のこと 行き初めから保育園に馴染んでいるようだ。お姉ちゃんと一緒のこともあるかもしれないが、いろいろな仲間と関わるのが面白いのだ…

◎たまゆらの記⑨ 

〇今の体の現状 先日30分ほど歩いて眼科に行き視野検査などをした。 妻に支えられながら杖を頼りにできる限り歩くようにしているが、大分厳しくなってきて、妻から「あなたにつきそっていると寿命が縮まる」と冗談とも本音ともとれる発言があり、帰ってか…

◎たまゆらの記⑧

〇「ある」と「する」 日に日に私の身体の劣化が進む一方、二人の孫のぎこちない動きが徐々にしっかりとしてくるのを見守るのは楽しいし面白い。特に、1歳8ヶ月過ぎの孫の日々逞しくなっていく様子は感心する。 「老」と「幼」の対照的な在り方など、いろい…