日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

時事問題から

◎子どもたちが育つあたたかい社会へ(ひこ生えの記⑪)

〇先日Facebookに「子どもの育ちを描いたドキュメンタリー映画から」を紹介した。 映画は、「子どもの貧困問題」がクローズアップされている社会の現状をまずは知り、社会問題として考え、今、生きづらさを感じている子どもも大人も、誰もが幸せに暮らせる社…

◎語りきれないこと、語ること

〇2018年東日本大震災追悼式 福島県遺族代表・五十嵐ひで子さん(70)の言葉から ・〈あれから7年の月日がたちました。 もう7年なのか、いやまだ7年なのか、心の中で、いくら考えても導かれる答えがでてきません。そうだよね。想像などできない、あの絶…

◎日馬富士引退に思う

〇日馬富士が引退することになった。最も贔屓にしていた関取で、まだまだやれるのではないかと、また、相撲取りとしての品格も感じていたので、なんか寂しい気持ちがある。 新聞で次のように報道されていた。 〈伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の顔は、日馬富…

◎熊本地震から1年たって

〇『熊本地震2016の記憶』から 熊本地震から一年たち、ここ数日各種報道による様々な声が発信されている。車中泊などで直接死よりも関連死の方が多いという特異性があるなど、その困難さが伝わってくる。 一方、次から次へと起こってくる様々な情報のなかで…

◎「責任」とはなんだろう。(認知症事故賠償訴訟に触れて)

〇「認知症事故賠償訴訟」の判決について 平成19年、愛知県大府市のJR共和駅の構内で、認知症の91歳の男性が電車にはねられ死亡した事故で、JR東海は振替輸送にかかった費用などの賠償を求める裁判を起こし、1審と2審はいずれも家族に監督義務があ…

◎「いるだけでいい」と言い切れる〈ひと〉に

〇相模原・障害者施設殺傷事件に触れて それを知人から知らされたとき、「なんて酷いことをするのだ」というような思いが出てくる。その後のニュースや知人の話から、犯人の「重度の知的障害者や重複障害者は1人で生きることができず、税金で養ってもらって…

◎石原吉郎に関する各種論考から

〇「私は告発しない、ただ自分の〈位置〉に立つ。」 最近、ある関心から石原吉郎関連の本を読むことが多い。その中で、石原の信念ともいえる「〈告発の姿勢〉や〈被害者意識〉からの離脱、断念」に、思うことがある。 折々、私は実顕地のことについて書いて…

◎〈体験〉そのものの体験(石原吉郎のエッセイなどから)

〇体験から追体験をへて身についた経験へ 最近、コミックエッセイ『カルトの村で生まれました』や、そのことも含めてその時期の実顕地のことについて、知人や元学園生、家族などと話し合ったり、自分のことをふりかえったりする。 また、これまでも人の体験…

◎一人ひとりの〈生〉に寄り添って(石原吉郎の論考などから)

〇私的体験と計量的発想法 先日、交流している福島の友人Sさんと話す機会があった。東日本大震災のことに話が及ぶ。 復興についてはまだまだなこともあるが、そうじて現象的には落ち着いてきているのではないかと仰っていた、 Sさん一家は大震災のただ中に…

◎いのちをめぐる対話とは

〇 Facebookの投稿や知人のHP『ビジョンと断面』の、「責任追及は横に置いて」 遺族とJR西日本の「いのちをめぐる対話」を読んで考えたこと。 これは、NHK・クローズアップ現代(2015年4月20日放送)「いのちをめぐる対話 ~遺族とJR西日本の10年~」から、F…

◎『イスラム国』人質問題を考える

〇 知人のF氏がFacebookに「『イスラム国』人質問題を考える 1ヒント」との記事を投稿した。大きな問題提起だと思うので、取り上げてみたい。 最初に、投稿記事の抜粋を紹介する。【一読、まず驚いたのは、信じがたいイギリスの現実の記述だった。「わたしが…