日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

大岡信

◎色の背後に一すじの道が通っている(志村ふくみ、大岡信の言葉から)

〇色の背後に一すじの道が通っている 桜についての印象的な話に、染織家志村ふくみさんの話がある。 きれいな淡い、匂い立つような桜色を染め出すために、桜の花びらや蕾ではなくて、花の咲く前の黒くゴツゴツした樹皮や枝を使うのだという話。 ・「花びらか…

◎日々彦「詩句ノート」大岡信の詩「虫の夢」「春のために」など

〇大岡信の詩から ・「虫の夢」 「ころんで つちを なめたときは まづかつたけど つちから うまれる やさいや はなには あまい つゆの すいだうかんが たくさん はしつて ゐるんだね」 こどもよ きみのいふとほりだ 武蔵野のはてに みろよ 空気はハンケチの…