日々彦「ひこばえの記」

日々の出来事、人との交流や風景のなかに、自然と人生の機微を見いだせてゆけたら、と思う。※日々彦通信から一部移行。

共同体について

◎支え合いで成り立つ社会へ。

〇わたしが60歳の時、妻の90歳を越える両親の生活状況が厳しくなっていて、義父母の一緒に暮らしたいとの要望もあり、2007年12月に三重県鈴鹿市から島根県出雲市に移住した。四人合わせて300歳を超えていた。 出雲に移住してから、両親が手掛け…

◎家族とは人間社会だけの普遍的な現象らしい。

〇緊急事態宣言が出て日々散歩している。私たちの散歩コースは海沿いや芦屋市の大きな公園、美術館沿いの幅広い遊歩道が広がっている。 そこで子ども連れの家族、乳幼児を連れたお父さんお母さんとよく出会う。総じて和やかな雰囲気があり、子どもたちも楽し…

◎「相互扶助的共同体」が成り立つ気風

※先回の投稿「先行世代から後続世代」に若い友人K君から次のようなコメントがあった。 「パプアニューギニアを見ていると、オーストラリア中国日本などを追い掛けているようです。日本のようにならなくたっていいのだよ、なってはいけないって、よく思うので…

◎子どもや若者の育ちを支援する場を

〇共同体の最優先の課題とは 昨日のブログで乙武洋匡氏に触れたことで、ある記憶を思い出した。 小さい頃、言葉が上手く喋れずに、よくぐずっていたそうだ。中には知恵おくれではないかという人もいたらしい。 ところが、近所の庭師さんが可愛がってくれて、…